【中東】

　イラク産バスラミディアム原油(BM)の2月積み商いでは、中国およびインドの需要家がスポット購入を続けた。ロシアとイラン産原油に対する供? 旧恃Oの強まりを受け、代替供給を確保する必要があるようだ。インドのヒンダスタン石油会社(HPCL)が1月中旬、入札を通じて2月積みBM100万バレルをスポット購入。その後、中国海洋石油(CNOOC)が2月積み100万バレルを欧グレ? 塔Rアから確保した。また仏トタルエナジーズも、買い手は不明ながら100万バレルを販売した。成約価格はいずれもOSP指標に対して1.80～1.90ドルのプレミアム? ﾆなった。シンガポールのトレーダーは2月積みBMに関して「中国とインドの需要家による買い気が旺盛なことから、残りのスポット玉はごくわずかとな? ﾁた」と伝えた。

【アフリカ/欧州/ロシア/アメリカ】

　カナダ産原油のアジア向けの商いでは、中国の栄盛石? ｻ(Rongsheng Petrochemical)が4月着のカナダ産重質油種を購入した。同社は例月同様、カナダのTMX（Trans Mountain Expansion）パイプライン出しのアクセス? Eェスタンブレンドとコールドレーク計4カーゴ(各55万バレル)を購入した。

【南方】

　3月積み豪州産コンデンセートの商いでは、ウィートストーンが2カーゴ売れ残り、商談が長期化の様相を呈した。米シェブロンが3月前半積み1カーゴを、豪ウ? bドサイドが3月下旬積み1カーゴを販売可? \とした。需要面では、積極的な買い手は見出しづらい商況となった。韓国のハンファトタルエナジーズやSKエナジー、タイ石油公社(PTT)など主要な買い手はすでにこのタイミングの需要を満たし終えていた。加えて、? iフサの精製マージンが大幅に悪化するなか、ウィートストーンなど豪州産コンデンセートに割高感が強まっており、需要家の大半はスポット購入に関心が薄くなった? B