原油・コンデンセート=9月30日~10月4日:ONGC、ダスを年間ベースで販売へ
中東 アブダビ産原油の商いでは、インド石油天然ガス公社(ONGC)が今週入り後、ダスを対象としたタームベースの販売入札を開示した。ONGCは今回の入札で、各月55万バレルを販売する。応札の締め切り、および応札価格の有効期限はいずれも10月4日。ONGCはダスの権益を抱えており、2023年に続き2024年も各月50万バレルを、いずれも欧トラフィギュラへ販売していた。2024年における販売価格は、OSP指標に対して50セント台のプレミアムとなっていた。
アフリカ・欧州・ロシア・アメリカ アフリカ産原油の商いでは、11月積みコンゴ産のジェノの供給が計5カーゴ(各92万バレル)と伝えられた。11月積みの供給は、前月より2カーゴ程度少ない水準となる。仏トタルエナジーズに計3カーゴ(8~9日積み、17~18日積み、27~28日積み)、英国のペレンコ(13~14日積み)とコンゴ政府(22~23日積み)に各1カーゴが割り当てられた。
南方 南方産コンデンセートの商いでは、中国海洋石油(CNOOC)がこれまでに、11月18~22日積みのNWSCをスポット販売していたことが明らかとなった。買い手の詳細は不明ながら、成約価格は、CFRベースでDTDブレントに対して1.00ドルを小幅下回るプレミアムとなったようだ。
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