EU統計局=24年第3四半期の温室効果ガス排出、前年比0.6%減
欧州連合(EU)統計局が14日に発表した2024年第3四半期の域内の温室効果ガス排出量は、二酸化炭素(CO2)換算で7億6,700万トンと前年同期比で0.6%減少した。部門別で減少幅が最大だったのは、6.7%減の電力・ガス。一方、家庭は4.4%増と最も増えた。排出量に占める割合は、製造業が21.6%、電気・ガスが16.3%、運輸が16.1%、家庭が15.7%、農林漁業が15.1%などとなっていた。 国別では加盟27国中、16カ国の排出が減少した。減少幅が最大だったのは、オーストリアの7.8%減。次いでハンガリーが3.3%減、デンマークが2.8%減だった。減少した16カ国中、ハンガリーとオーストリア、エストニア、ルーマニアは第3四半期の国内総生産(GDP)が減少したが、ドイツやフランス、スペインを含む他の12カ国のGDPは増えた。第3四半期のEUのGDP(域内総生産)は前年同期比1.3%増。
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