カナデビア・産総研G=液化石油ガス、CO2からの直接合成に成功
カナデビア(旧日立造船)と産業技術総合研究所グループはこのほど、新開発の触媒と工程、装置により二酸化炭素(CO2)から液化石油ガス(LPG)を直接合成することに成功した。新開発の技術では、1メガパスカル(注)以下の低圧条件で、太陽光・風力発電など再生可能エネルギー由来の「グリーン水素」と工場などから排出されるCO2を新開発の触媒に通してLPGを合成することができる。開発の成果を基に来春から約1年間の予定で年産 3~4トン規模で実証実験を行う計画。
(開発のイメージ) 図の出所: カナデビア、産総研グループ 発表資料(14日) 注) 1メガパスカル: 1平方センチメートルあたり10.197重量キログラムの力
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