日欧8社=合成メタンの企業連合をベルギーで設立、国際的普及で協力
日欧のエネルギー8社はこのほど、合成メタン(e--メタン)の世界的な普及を目指すアライアンス(企業連合)を設立した。企業連合「e-NG Coalition」の設立には、東京ガス、大阪ガス、東邦ガス、三菱商事、仏エンジ―とトタルエナジー、独RWE、ベルギーの新興企業TES(Tree Energy Solutions)が参加。水素と二酸化炭素(CO2)から生成する合成メタンの推進、温室効果ガス排出量の算定基準と認証基準の標準化によるグローバル市場の構築、合成メタンの供給網に関わる関係者間の協力強化を目指す。このほか、革新的な技術の促進や、気候変動政策への提言活動なども行う。 16日の発表によると、8社は10月20日、ベルギーのブリュッセルで企業連合を設立した。法人格を持つ企業連合の初代理事長には、TESの最高コーポレート責任者(CCO)であるイブ・ヴェルカムメン氏、副理事長には東ガスe-methane推進部長の小林裕司氏がそれぞれ就任した。
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