日本ゼオン=子会社の車両にCO2実質ゼロの燃料導入へ、出光から調達
化学メーカーの日本ゼオンは、子会社の従業員が使用する車両に二酸化炭素(CO2)の排出が実質ゼロの燃料を試験的に導入する。傘下のゼオンノース(富山県高岡市)の通勤用と社有車両で、出光興産が供給するCO2実質ゼロの燃料を10月1日から使用する。CO2排出の削減量は、1カ月あたり25トンが見込まれるという。 対象車両の給油は、高岡市にある出光系列のサービスステーション(アポロステーション高伏SS・ゼオンノースによる運営)で実施する。給油量データの収集と管理は出光の公式アプリで行う。出光は燃料油使用によるCO2排出を炭素クレジットでオフセット(相殺)する。出光のCO2実質ゼロ燃料の従業員車両への導入は日本で初めて。
注) 出光カーボンオフセットfuel=CO2実質ゼロの燃料、Drive On=出光の公式アプリ (CO2排出実質ゼロの燃料・試験導入のイメージ) 図の出所: 日本ゼオン、ゼオンノース、出光興産 発表資料(9月19日)
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