住信SBI=森林・農業分野の炭素クレジット、グリーンカーボンと提携
住信SBIネット銀行は、脱炭素事業を手掛けるグリーンカーボン(東京都港区)と、森林・農業分野のカーボンクレジット(炭素クレジット)を共同で創出するため資本業務提携を締結した。住信SBIネットは提携により子会社のテミクス・グリーンを通じ、政府が温室効果ガスの削減・吸収量を認証する「Jクレジット」制度を利用する。海外でのボランタリークレジット(民間主導の炭素クレジット)、二国間クレジット制度(JCM)の活用も視野に入れる。 18日の発表によると、国内では水稲栽培で土壌を一時的に乾かす「中干し期間」の延長によるメタンガス(CH4)削減のプロジェクトを実施する計画。東南アジアではマングローブ植林、稲作で水分と酸素を交互に供給する「間断灌漑」によるCH4削減、さらに国内外でバイオ炭による農地への炭素貯留、森林保全についてそれぞれ実施を検討する。
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