IHI・富士通・みずほ銀=Jクレジットの創出や資金化、支援事業で覚書
IHIと富士通、みずほ銀行はこのほど、政府が温室効果ガスの削減・吸収量を認証する「Jクレジット」の創出手続の効率化、資金化を支援する事業の開始に向け覚書を締結した。IHIと富士通が二酸化炭素(CO2)の排出量などのデータ収集、報告、検証を支援するシステムを開発する。3社はみずほ銀が持つ顧客のネットワークなどと支援システムを組み合わせて事業を立ち上げる計画。2025年度第1四半期に、太陽光発電設備の導入に由来するJクレジット創出を対象に支援サービスの開始を目指す。 新事業の目的は、Jクレジットの創出量拡大。Jクレジット創出手続きの効率化や、販売による資金化までの期間短縮が可能な新しいサービスを提供する。新サービスの開発では、IHIのJクレジット創出や環境設備からのデータ取得のノウハウ、富士通のブロックチェーン(分散型台帳)技術や自動化技術を活用する。みずほ銀は顧客ネットワークとJクレジットの流通市場での経験に基づき、Jクレジット販売の枠組みを提供する。
(新サービスのイメージ) 図の出所: IHI、富士通、みずほ銀行 発表資料(9月18日)
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