審議会=3回目のe-fue導入促進に向けた官民協議会、25日に開催へ
経済産業省は25日、合成燃料(e-fuel)の導入促進に向けた官民協議会の第3回目会合を開催する。この会はENEOSや出光興産、さらにトヨタ、船舶外郭団体上席者など、供給側と消費側の双方で構成されている。今回は欧米各国のプロジェクト動向、さらに国内の研究開発動向などが発表される予定だ。
2022年9月に初会合を実施し、2023年6月に中間とりまとめを発表。2025年に製造を開始し、「2030年代前半までの商用化を目指す」ことを謳っている。
合成燃料(e-fuel)とは、二酸化炭素と水素を合成して製造される燃料で、人工的な原油と言われている。既存ガソリンや軽油に混合して現行の内燃機関へそのまま使用できるため、タンクローリーやSSなど既存インフラの活用が可能とされている。
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