資源エネルギー庁は27日、石油元売りなどに配る燃料油補助金の28日~12月4日支給単価を前週比1.8円増の16.3円と発表した。補助金算定の根拠となる11月19~25日ドバイ原油週間平均価格は前週比1.7円高の71.3円。算定に影響する25日時点のレギュラーガソリン全国平均小売価格は前週比0.1円高の174.9円だった。
今回の支給単価16.3円はガソリン、灯油、軽油、重油が対象。同じく補助金対象である航空機燃料の支給単価は非公開となっている。為替、小売価格が現在の水準を維持する前提で試算すると、次週12月5日以降の支給単価は減額に転じる可能性がある。