11日 原油は反発、割安買いもファンダメンタルズ弱く
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(10月限)は前日終値と比べ40セント高の66.15ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(11月限)は同36セント高の69.55ドル/バレルと、いずれも反発している。
10日アジア時間午前の原油相場は反発している。住友商事グローバルリサーチ経済部の本間隆行担当部長は前日のニューヨーク時間で急落した影響で「割安とみた投資家がいったん買いを入れている」との見方を示した。ただ、目先の相場展開については、「需要が弱く、原油は需給のファンダメンタルズ要因から売られやすい局面にある。米消費者物価指数(CPI)などの公表も迫っているが、地合いの弱さは続くだろう。WTIで60ドル/バレルを試してもおかしくはない」との見方を示した。
日経平均株価は前日比278円97銭安の3万5,880円19銭で推移している。ドル円相場は1ドル=141.76円と、前日の17時時点(143.61円)と比べドル安・円高方向に振れている。
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