11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(10月限)は前日終値と比べ52セント安の69.82ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(11月限)も同46セント安の73.29ドル/バレルといずれも続落している。
4日アジア時間午前の原油相場は続落。楽天証券経済研究所の吉田哲コモディティアナリスト(=写真)は前日ニューヨーク市場で株価が急落した流れを引き継ぎ、「4日の国内株式市場でも売られている。景気の後退懸念から原油も売られている」と指摘した。目先の原油価格の展開については、「原油は株価につれ安になっているので、株価次第の展開になるだろう。ただ、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げが予想されており、原油価格の下げ余地は限定されるのではないか」との見方を示した。
日経平均株価は前日比1,363円60銭安の3万7,322円71銭で推移している。ドル円相場は1ドル=145.22円と、前日の17時時点(145.95円)と比べドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):167.16 (↑0.74)
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