2日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は167.22と8月30日から2.19ポイント上昇した。国内(9種)は150.82と前日から0.14ポイント下落した一方、輸入(9種)は176.30と同3.40ポイント上昇、輸出(4種)は174.54と同3.31ポイントの上昇となった。
国内指数は弱含み。台風10号の接近に伴い、商いが停滞していたため、ガソリンを除く油種は前日から横ばい。ただ、品薄感が強かったガソリンは9月渡し商談に移行し、販売を再開する市場関係者が増え、前日比1.82ポイント下落。全体の引き下げを牽引した。
輸入指数は全面高。リビア産原油の供給不安を背景とした原油市況の上昇を映した。このうち、石油製品は軽油が前日比4.81ポイント上昇、石油化学製品はベンゼンが同2.29ポイント上昇、LPGはプロパンが同3.21ポイント上昇、LNGが同1.86ポイント上昇した。
輸出指数は続伸。原油市況の上昇を映し全面高となった。このうち、石油化学製品はベンゼンが前日比2.31ポイント上昇、石油製品はジェット、0.001%軽油がいずれも同5.25ポイント上昇、380cst重油が同2.56ポイント上昇した。

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