シンガポールのエネルギー市場監督庁(EMA)は10月21~25日、シンガポール国際エネルギー週間(SIEW)を開催した。初日には国際エネルギー機関(IEA)のシンガポール地域協力センターの開所式も開いた。IEAは仏パリに事務局本部があるだけで、海外拠点設置は今回が初めてとなる。IEAには31カ国が加盟、国際的なエネルギー問題の解決を目的として設立運営されている。また、サウジアラビア国営アラムコの社長兼CEOのアミーン・H・ナーセル氏が講演。再生可能エネルギーは世界各国が購入可能な価格となっておらず、脱炭素化の推進に時間がかかるとの見通しなどを述べた。
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