東名阪RG小売市況=東京182.9円、昨年末から7円の値上がり
資源エネルギー庁が発表した6日現在のレギュラーガソリン小売価格によると、東京都は前週比1.1円高の182.9円と2週連続の値上げとなった。昨年の最終調査日12月23日から上げ幅は7円に相当する。政府は12月19日に約5円の補助金減額を実施しており、今月16日にさらに約5円の減額を決めている。東京都の小売業者は年末年始の需要期を鑑み、やや先行して値上げに踏み切ったと見て取れる。
一方、大阪府は前週比0.6円安の181.6円、愛知県も同1.2円安の174.1円にそれぞれ値下がり。年末年始を挟み大阪府は4.8円、愛知県は4円の値上げにとどまった。政府は今月16日に補助金をさらに約5円減額し、全国平均価格を185円前後まで引き上げたい構えだ。6日現在の全国平均価格は180.6円。
政府は昨年11月、12月と1月に約5円ずつ計10円相当の補助金減額を公表。ただし、補助金の継続期間や今後の補助率など、「出口に向けて段階的に対応中」とし、2月以降の詳細は示されていない。2022年1月、13年ぶりにレギュラーガソリン小売価格が全国平均で170円を突破したため、政府は元売りやガソリン輸入業者に補助金を最大5円支給し、コロナ禍からの経済回復に向けて燃料価格の急騰抑制に動いた。その後、原油高や為替の円安が重なるなか、補助率の見直しなどを経て2022年6月には支給額が41.9円まで膨らんだ時もあった。直近9~15日の支給額は17.4円。
一方、大阪府は前週比0.6円安の181.6円、愛知県も同1.2円安の174.1円にそれぞれ値下がり。年末年始を挟み大阪府は4.8円、愛知県は4円の値上げにとどまった。政府は今月16日に補助金をさらに約5円減額し、全国平均価格を185円前後まで引き上げたい構えだ。6日現在の全国平均価格は180.6円。
政府は昨年11月、12月と1月に約5円ずつ計10円相当の補助金減額を公表。ただし、補助金の継続期間や今後の補助率など、「出口に向けて段階的に対応中」とし、2月以降の詳細は示されていない。2022年1月、13年ぶりにレギュラーガソリン小売価格が全国平均で170円を突破したため、政府は元売りやガソリン輸入業者に補助金を最大5円支給し、コロナ禍からの経済回復に向けて燃料価格の急騰抑制に動いた。その後、原油高や為替の円安が重なるなか、補助率の見直しなどを経て2022年6月には支給額が41.9円まで膨らんだ時もあった。直近9~15日の支給額は17.4円。
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