第234回 ～太陽光発電の不都合な真実とは？ ～の巻(2023年10月25日)
先日、明治神宮外苑に行って、森林浴してきたわ。
僕も行きたかったな。もうすぐ一部が再開発され、多くの木が伐採されるという話を聞いたよ。いくなら今のうちかもね。
少し悲しい気持ちになったわ。美しい森に手が入るのは残念だし、生態系への影響も心配ね。森林伐採は水質汚染などの地球温暖化の原因になることもあるそうよ。
『再開発』と聞くと前向きなイメージが強いけど、目先の経済的利益を優先することで、自然環境を損なうこともあるという点は忘れてはいけないね。『木を見て森を見ず』にならないようにしてもらいたいね。
うさりん、珍しくうまいこと言うわね。
言葉の持つイメージに惑わされないようにしたいね。ところでSDGsや脱炭素社会、再生可能エネルギーという用語は肯定的に使われることが多いけど、逆に問題が生じることもあるんだ。
知ってるわ。例えば、太陽光発電所は森林や農地などを伐採して大規模に設置されることが多いから、周囲の景観を損なうだけでなく、土砂崩れや水害の自然災害リスクを高めると心配する人もいるわね。
太陽光発電の事業者が地元住民や自治体に十分な調整や説明を行わずに計画を進めることが多いという批判もあるんだよ。
その地域の文化や風土、歴史を含む『森全体』を踏まえたうえで、地元住民を含めてしっかりと議論して物事を決めてほしいわね。
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(文：小屋敷 )
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