中部電系=CO2排出実質ゼロの天然ガス、発売―Jクレジットで相殺
中部電力のグループ企業である中部電力ミライズは25日、二酸化炭素(CO2)排出が実質ゼロの天然ガスの販売を開始した。液化天然ガス(LNG)基地と四日市地区(三重県)、知多地区(愛知県)の火力発電所を結ぶガス導管を分岐して天然ガスを供給している地域の法人向けに供給する。天然ガス燃焼で発生するCO2を、政府がCO2削減・吸収量を承認する「Jクレジット」で相殺する。CO2実質ゼロの天然ガスを購入する企業は、温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度で、天然ガス使用に伴うCO2をゼロとすることが可能。大同特殊鋼は4月1日から愛知県にある知多第2工場にミライズのCO2実質ゼロの天然ガスを導入する。ミライズは2月25日に、Jクレジットを利用してCO2排出を実質ゼロとする都市ガスを発売した。
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